海外スタートアップ日記〜ストックオプション制度とは

嵐のような毎日。
アライアンスのお話や取材など、本当に信じられないほど、毎日違うニュースが出てきて、会社の中はスタートアップ感が溢れている。
 
先日、ストックオプションの設計について、顧問弁護士と相談したが、自分は法学部出身であるのに。税制の話なども出てきてすごく混乱してしまった…。
 
そもそも、ストックオプション制度とは何であるか、から調べる私には、結構きつかった。でも面白い。
ストックオプション制度とは、社員たちのインセンティブを向上する報酬制度のことを言う。ストックオプションを付与された社員は、将来会社の株価が上昇した時に、権利を行使し株式を取得し、その後株式を売却することで、キャピタルゲインを得ることができる。
会社を上場させる前提で、ストックオプションには価値があるのでストックオプションを付与された社員は、会社を上場させるため、一緒に努力することになる。
 
それでは、付与される対象はどんな人だろう?
うちの社長曰く、『リスク×能力』という方式から判断する。
しかも、リスクの方をかなり重視しているらしい。
 
能力より、最初から一緒に飛び込んでくれた人の勇気を評価する。
私は、自分でも株を持っているので、社長の考えがよくわかる。
最初、東京ロケットには、何もない段階から一緒にやり始めたので、大した貯金をしていなかった私でも結構な株式を持てるようになり、その後無事にシード資金調達が終わった現在は、かなり価値が上がっている。
 でも、私がここで働く目的は、お金のためだけではない。
スタートアップとは、新しいことをチャレンジするから、前例はない、そして不安定だ。
しかし、毎日、本当にワクワクする。